そのひぐらし

バンドそのひぐらしの音楽活動をお届けします

埼玉遠征 番外編~語られぬもう一つの戦い~

せんだっての埼玉遠征の総括はリーダー熊井から近々報告があるでしょうから、

私からはその他の報告をしようと思います。


土曜の朝7時15分に練習場に集合し、原口の自慢の新車で埼玉へ向け出発。

受付は12時だったが熊井は1時間前の11時に到着したがった。

奴の心配性のおかげで集合時間が早くなり、現地では手持ち無沙汰な時間が増えたわけだが、

どうやら熊井はギターの弦を張り替える時間を考慮し出発時間を決めたようだ。

まったくいい迷惑だが、金曜の夜に諸事情があり熊井家に泊めてもらっていたので何も言えずに唇を噛む。






会場の駐車場で後部座席に寝転んだ時に見えた景色。



新車のはずなのに蜘蛛がいる。
流石の原口だ。




受付、リハーサルを終えたそのひぐらしは大宮の街に放り出され、

今夜の宿へのチェックインの時間まで長めの昼飯を食い時間を潰した。

ちなみにホテルに泊まるのは熊井を除く3人。熊井は埼玉在住の熊井(兄)の家に泊めてもらう手筈になっていた。

ホテルを目指し歩いていくと大宮の暗部、いかがわしい地区の一角にそのホテルはあった。

ラブホテルを改装しました、といった風情のカプセルホテルである。

当初、カプセルホテルということでテンションを下げていた原口は立地、佇まいに興奮し顔を赤くして笑っている。

喜んでもらえて良かった。

私としても初めてのカプセルホテルであり、そのSF感に酔いしれていた。




ホテルに荷物を下ろし、大宮から電車で一駅という熊井(兄)宅へ行く。

駅から徒歩30秒の立派なマンションであった。

熊井(弟)は昼寝をし、私と奇人杉山はアートの本を見せてもらい、

原口が熊井(兄)の子「カンジ」との将棋の真剣勝負に負けがほぼ確定し勝負を投げ出した頃、日は落ち晩飯を食いに出かけた。

晩飯は平日はサラリーメンでごった返すという人気上海料理屋だ。

確かに美味だが、私には少し上品過ぎた。

だがそんな私にも上海風焼きそばは絶品であり、

奇人杉山もこの旅で一番うまかったものにこの上海風焼きそばを挙げている。

下の写真は原口の鞄。

本人曰く、優柔不断だという原口が悩み抜いた末に鼻息荒く買った鞄だ。

最初はツルッとした印象というか、抱かれる予定のない処女のような色気のない鞄であったが、

原口のしごきにより適度にくたびれ、よく原口に馴染んできている。

良い買い物をしたな、ぐっさん。




その後熊井(弟)と別れホテルに向かうが時間はまだ8時前と寝るには早く、一杯やりますか、という段になった。

「たまにはおかっちと飲みたい」と言うが、一緒に飲みたいという気持ちがよく分らん。

この二人は女体に関心がないのだろうか?

仙人を通り越してぼんくらのような二人とおっぱい、ビキニパブを尻目に立ち飲み屋に入る。

狂気の奇人杉山にすすめられ、自分の定量を超えた酒を飲み店を出る。

全身を赤くした私は横になりたかったが、原口がラーメンを食いに行こうと言い出した。

原口の言うラーメンとは有名店「天下一品」であった。

私は静岡にはなく、噂に聞く「天下一品」に強い憧れを抱いていた。

そして注文した「天下一品」の「こってり」ラーメンを目の前に、風邪を召し飲酒をし体調のすこぶる悪い私の胃は波打つどころか痙攣していた。

だがラーメンに向き合う時、私はいつだって真剣である。

まずはスープをいただく。

まさに「こってり」。 滑らかななヘドロのようだ。こんなもんは人間の食い物じゃねえ。

そう思いながら麺を食らうと何故だ? 最高に美味い。

私の胃はいつ逆流してもおかしくないのだが箸が止まらない。

水を飲んだり間を空けながら食い進んで行く途中、麺とチャーシュー同時食いをした瞬間、本能的にやばいと感じた。

これ以上は無理だ。食いたいが食えない、この無念が分りますか? 憧れのラーメンですよ?

断腸の思いでこの前まで脱腸していた奇人杉山に残りの「こってり」を託した。

対ラーメン、初めての完敗であった。

その後、泣く泣くホテルに引き上げ、ちょっとした広間で原口と奇人杉山はコンビニで買った酒類を飲み始めた。

付き合いきれない私は大浴場にて入浴しいくらかさっぱりして広間に戻ると、サイフとケイタイをテーブルに置きっぱなしだったぞと奇人杉山に頭を叩かれた。

奇人杉山による私への暴力はこの10年でおそらく始めてだ。

しばらくすると原口は有無を言わさぬ勢いで自分の穴ぐらに潜り込み、寝た。

狂気の奇人と二人残された私は「にいさん、もう寝ましょうや」と言っても奇人は聞かず、

原口が恋しいらしくしきりに「ぐっさんのところに行こう」と言ってみたり、

実際に行っては寝ている原口の靴下を脱がせ、「靴下をはいたまま寝るな」と怒っていた。

「回りの皆さんも寝てますので・・・」と奇人をカプセル内に押し込み、私も自分の巣に入った。

このホテルの売りの一つである「AV無料」のAVをつけてみるとロシア人がフェラチオをしていた。

熊井なら喜んでいただろうか?

無料AVを消し、就寝。



明けて翌日、3人ぐらしは氷川神社?の参道沿いにある熊井(兄)のオススメの熊谷珈琲を飲んでいた。

原口、杉山はうまいだの香りが良いだの言いながら飲んでいたが、私にはよく分らなかった。

この時杉山がコーヒーと一緒に頼んだフィナンシェが原口はお気に入りだ。

コーヒーを飲み終える頃、熊井がこちらに合流し、昼飯にマクドナルドを食いライブ会場へ向かう。

下の写真の杉山の顔色が悪いのは酒が残っているからだろう。




そして夕方、私達の出番。曲は「人生の途中」一曲のみ。

応援に来てくれたカワダさん、ありがとうございました。非常に心強かったです。

出来は悪くなかったが落選。グランプリの一握の砂、おめでとう。

そして高速を時速120Kmで帰途へ着く。

長くなりましたが以上が11月11日、12日のほぼ全てです。

気持ちはすでに今週末、19日のストフェスに向いております。

では皆様、ストリートフェスティバル イン シズオカ、ライブハウスステージUHUで会いましょう。
























  1. 2017/11/15(水) 22:17:23|
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